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静岡・三島市に10月にオープンしたカフェ「にじかけカフェ」は、野菜と発芽酵素玄米のワンプレートランチや、肉厚のしいたけバーガーが自慢。野菜を作っているのは地元の障がいがある人たちです。
魅力的なランチメニュー
三島市平田の住宅街にオープンしたドッグガーデン付きのお洒落なカフェ「Nijikake Cafe（にじかけカフェ）」。この日も女性客で賑わっていました。
ランチメニューはどれもボリュームたっぷりで満腹間違いなし。
生野菜、グリル野菜がたっぷりで添えられた「日替わりワンプレートランチ（900円）」は、発芽酵素玄米がモチモチ。
添えられた自家製しいたけドレッシングが絶品でした。メニューは日替わりなので、頻繁に利用したい人はありがたいですね。
大人気メニューの「しいたけメンチバーガー（800円）」は、どうかぶりつこうか迷うボリューム感です。
メンチの中には野菜もたっぷりです。
できたてを食べる際には肉汁にご注意下さい。
素揚げされた季節の野菜をトッピングした「季節の野菜カレー」。こちらもモチモチの発芽発酵玄米で健康的です。かなりのボリュームですが、サラダとスープが付いて900円です。
ルーも野菜たっぷりで、本格カレー店のようなクオリティを感じました。
「しいたけうどんランチ（800円）」もおすすめです。自家栽培の野菜としいたけがたっぷり。
発芽酵素玄米とメインのおかずもセットになっています。
この日のメインは、しいたけメンチカツでした。しいたけドレッシングはサラダだけでなく、うどんに少々かけても、おいしかったです。
健康にこだわった癒しの場
にじかけカフェの料理には障がいを持った人達が栽培した野菜がふんだんに使われています。
にじかけカフェは障がい者の就労支援施設を運営するNPO法人「にじのかけ橋」の事業所がオープンしました。
野菜はにじのかけ橋の農園「すなあそびファーム」で障がい者と一緒に育てたもの、しいたけもにじのかけ橋の「函南しいたけふぁーむ」で自家栽培したものです。
にじのかけ橋の副理事長でカフェの責任者を務める鈴木涼太さんは、健康にこだわったメニューで、地域の癒やしの場になりたいと話します。
にじのかけ橋 副理事長・鈴木涼太さん:
健康を一番に考え、自家栽培で安全安心な野菜をたくさん食べてもらいたい。そして今後はこのカフェを子供の居場所や子ども食堂として活用したいとも考えています
“しいたけプリン”の味は？
食後には、味の想像が全くつかない「しいたけプリン（300円）」はどうですか。
とれたてのシイタケを使ったこのプリン、茶わん蒸しをイメージしていましたが、クリーミーな食感でそれほどシイタケが主張せず、苦手な人でも食べられそうなスイーツでした。テイクアウトもできます。
そしてもう一品、スパイスを効かせた甘さ控えめの「人参ケーキ（300円）」です。
添えられたローズマリーの香りが大人感を演出。何度も試作を繰り返し、納得いくまで妥協せずに仕上げた一品だそうです。
しいたけプリンも人参ケーキも、300円とリーズナブルな価格で驚きました。
また、日替わり弁当500円もあります。予約販売のみです。
愛犬家に嬉しいドッグガーデン
こちらのカフェの大きな特徴でもあるドッグガーデンもご紹介します。
愛犬家にとっては一緒にランチができて、ワンちゃんが自由に走り回れる嬉しい空間です。清潔感のある人工芝が清々しい!
テーブルはリゾート感あふれるアジアンテイスト。食事を楽しみながら愛犬とくつろぎの時間を過ごせます。
食事をする人は無料で利用できますが、5人以上で貸切りにもできます。料金は1人2500円で、ワンプレートランチとドリンクが付きます。
また定休日の日曜と月曜は、使用料3000円で全面貸切りもできます。ランチ提供はありませんが、オフ会やセミナーなどワンちゃんと一緒のイベント開催に便利です。どちらのプランも2日前までに予約が必要です。
住宅街にたたずむ、おいしい野菜たっぷりの健康カフェでした。
■店名 Nijikake Cafe
■住所 静岡県三島市平田157－2
■営業時間 11：00～14：00（15：00 CLOSE)
■定休 日・月
■問合せ 055－955－7148
■駐車場 あり
取材/髙橋麻子
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